Adobe Photoshop CS6 パブリックベータを早速レビューしてみた #PS6beta
久しぶりのblog更新です。Photoshop CS3の時代にパブリックベータがあり、このサイトでも新機能の紹介などを行ってきましたが、2006年ですからもう6年近く前になります。(まだまだCS3も現役で使われています)
今回のCS6ではCS5から2年ぶりのメジャーバージョンアップということで、かなり機能アップがされているようです。またそれに合わせて必要システム構成も64bit環境が必要など引き上げられています。
MacOS X版、Windows版それぞれあり、パブリックベータが利用できるのは2012年5月31日(木)までとなっています。ということは、そのあたりにCS6の発売日が設定されているのかもしれません。
こちらのサイトで必要スペックやAdobe Labsからのダウンロード方法が確認できます。
http://www.adobe.com/jp/joc/photoshop/photoshop/ps6beta/
少し使ってみて、これは使えるなと思った機能を少し紹介します。
●Photoshop CS6とBridge CS6の両方がインストールされる
Photoshopを使うならBridgeは必須です。Photoshopをインストールすると自動的にBridgeもインストールされます。Photoshopと同様ダークなインターフェイスに変わり、写真が見やすい環境に変わりました。あまり深く使っていないので新しい点などはまだ確認できませんが、Bridgeにその機能が写ったコンタクトシートIIやPDFスライドショーは、Photoshopの自動処理メニューに復帰しました。
また照明効果などのフィルターが復活しています。
●レイヤーパネルにレイヤー内容の表示切り替えを行うボタンが追加
画像レイヤーや、テキスト、調整レイヤーなどレイヤー数が多くなり探すのが大変ですが、フィルターのように選択した種類のレイヤーのみの表示に切り替えられます。またレイヤー名などで検索することもできます。
●段落スタイルと文字スタイルが設定可能
InDesignやIllustratorのように文字を多く利用するアプリケーションには段落スタイルと文字スタイル機能が以前からありましたが、Photoshopにもようやく搭載されました。機能的にはIllustratorのスタイル機能に近い設定項目があります。ただし日本語と英語やかななど複数の書体を組み合わせて作成する合成フォント機能はありません。この機能はWebデザインをされる方からの要望が多かったため搭載したそうです。
●本格的なぼかし機能を搭載
専用のダイアログを使い、レンズを使ったような3つのぼかしフィルターが利用できます。またぼかしのかかり具合などを中央にある円形のカーソルを使ってコントロールできます。チルトシフトを使うとぼかしをかける範囲を指定してミニチュア風の写真が作れます。
●キャンバスが回転する切り抜き機能
以前からあった切り抜き機能は、開いた写真に対して切り抜きエリアが移動したり回転していました。CS6では切り抜きたい大きさは中央に固定表示され、画像側が移動したり回転します。いつでも仕上がりを確認しながら切り抜き作業が行えるようになります。
●ゴッホ調の油絵になる油彩フィルター
簡単に油絵で描いたような写真に仕上げられる「油彩フィルター」が追加されました。このフィルターでできあがった写真は、あたかも本当にキャンバスに描いた絵のように見えます。これはAdobe Labsで提供されていたPixel Benderというプラグインで実現されていた機能です。
このフィルターもそうですが、全般的にグラフィック処理が高速になっています。これはGPUの機能を利用して高速化を図っているそうです。
●色調補正とマスクパネルは、属性パネルに集約
補正レイヤーのコマンド内容や、マスクをコントロールするためのパネルは、属性パネル内にまとめられ、ボタンの切り替えで内容が変わります。属性パネルは他にも3Dレイヤーを扱う場合などでも使われる、プロパティパネルのような役割となっているようです。
●塗りつぶしレイヤーの内容を切替可能に
塗りつぶしレイヤーとは、ベタ塗り、グラデーション、パターンの3種類のピクセル情報をもたないタイプのレイヤーです。以前は、この3つとさらに補正レイヤーを相互に切り替えるメニュー「レイヤー内容の変更」がCS3まではありましたが、CS4から消えてしまいました。このサイトではこの機能を実現するためにアクションやConfigulatorなどを使って実現していました。
今回のCS6には一部ですが、その機能が復活していました。シェイプを使って図形を描く際には、ピッカーからベタ塗り、グラデーション、パターンが選択できます。これは一度描いた後でも、ベクトルパスを選択すれば、他の塗りつぶし内容に変えることができます。
他にもストロークに対して塗りを設定したり点線を指定するといった設定が加えられるようになりました。
●レイヤーパネル上での右クリック項目が増加
いままではレイヤーパネル上での右クリックで表示されるメニューはありましたが、できるコマンドやレイヤーの表示色などを直接選択できるようになっています。
Photoshop CS6で新しく追加された機能などを体験したい場合には、ワークスペースを「Photoshop CS6の新機能」に切り替えてみるといいでしょう。メニューコマンドに色が付いた状態になります。
他にも3D機能、ムービー機能などさまざまな新機能がありますが、気がついた点を簡単にまとめました。
ユーザーの意見を取り入れ、高速化を図っている今回のバージョンは楽しみです。とはいえベータ版ですので、仕事に使う場合など注意して使うことに越したことはありません。
ラッセルブラウンによる新機能解説もありますので利用される前に見てみましょう。
Watch the Russell Brown's 6 Favorite Features in Photoshop CS6 beta video
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Photoshop CS5の売りの機能のひとつである「Content-aware」を使うとどんな感じで消せるのか、いくつかの写真で実際に試してみました。下に元写真と、「スポット修復ブラシ」の設定を「コンテンツに応じる」を選択して行って部分的に消してみた写真を並べて掲載しています。見比べてもらうと消した部分が分かると思いますが、すべての消去は、ほぼ1回のドラッグでここまで消せています。











