日本国内のDigital Publishing Suiteを使ったiPadアプリ集(2012-04)
昨年末の正式リリース後、Adobe Digital Publishing Suiteを利用してiPadアプリをリリースするケースが少しずつ増えてきました。米国アドビサイトのDigital Publishing Galleryに登録されているアプリの数は、世界全体では既に1000近いアプリがリリースされています。
実際にFolioの制作を行おうと思った際、どういう機能が実現できるのかを知るには、他のアプリを見るのが一番です。なかにはどうやって作っているのか分からないものも多くあります。しかしほとんど海外の事例が多く国内ではまだ数が少ない状態でした。しかしiTunes App Storeから日本で作られたADPSを使ったiPadアプリを探し出すのは大変です。
今年に入り完成度の高くボリュームの多いアプリが増えてきました。アプリの中には無料でダウンロード可能なものや、Adobe Design Magazineで事例記事として掲載されているものもあります。その中から、おすすめのアプリを定期的に紹介していきます。
GQ JAPAN
http://gqjapan.jp/2012/04/05/gq-digital-magazine-2/
コンデナストジャパンが発売するするGQ JAPANのiPadアプリ版です。無料配信が継続中なので、ADPSに興味がある。制作に携わってる方は必見のアプリです。雑誌と同じボリュームの記事や広告ページがあり。ADPSの様々な機能を組み合わせて情報を分散させています。雑誌のように自由なデザインと表現を使えるメディアだから実現できた内容かもしれません。
海外のマガジンと比べても新しい試みがふんだんに使われおり、ページによってはHTMLを巧みに利用することによって多くの表現を組み込んでいます。
iTunes App Storeのリンク(価格:無料配信中)
パークハビオ新宿イーストサイドタワー
http://www.ph-shinjuku-est.com/
東新宿に完成した地上761戸のタワー賃貸マンションの紹介アプリです。各部屋やファシリティーの写真。パノラマやムービーが仕込まれています。電子マガジンのような使い方ではなく、営業ツールとして利用可能な、デジタルパンフレットに仕上がっています。スクロールを利用した引き出して使えるナビゲーションは面白いアイデアです。
iTunes App Storeのリンク(価格:無料)
るるぶスパリゾートハワイアンズ特別版 がんばっぺ! ハワイアンズ
http://www.adobe.com/jp/joc/design/features/jtb1.html
Adobe Design Magazineにも事例記事として紹介されている、るるぶ特別版のiPadアプリです。このアプリに含まれるページはPDF形式で格納されているページもあり、ピンチ拡大表示が可能なものもあります。また本文が縦書きのため右開きページになっています。
iTunes App Storeのリンク(価格:無料)
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