Folio Producerが無料Adobe IDユーザーにも解禁
急な仕様変更にも驚かなくなってきたAdobe Digital Publishing Suite。書籍の発売時には、Adobe IDを使ってAcrobat.comへ接続して自作のFolioの順序を変えるなどの設定が行うことができました。
残念ながらその仕様は7月の段階で無料Adobe IDでは管理設定が行えなくなっていました。
しかしFolio Producer 1.5のリリース後、Adobe Digital Publishingのサイトから無料で取得したAdobe IDを使ってログインすることで、Folio Producerを使ってFolioの順序や右綴じの設定などが行えるように、なんど仕様が再び変わりました。
今までADPSの正式なアカウントがないと接続できなかった「ダッシュボード」へのログインが可能になっています。iOS向け、Android向けなどのアプリケーション申請を行う、Distribution Serverや、Viewe Builder、解析などのサービスは有料のAdobe Digital Publishing契約者のみ使用できるようになっています。
既にAdobe IDを取得しており、InDesignのFolio Builderを使ってFolioのアップロードを行っている方は、こちらからログインしてみてください。Acrobat.comの入り口とは別にADPS用の専用サインインページになります。
●Digital Publishing Suite Folio Producer
https://digitalpublishing.acrobat.com/
アップロードしたFolioがある場合には、Folio ProducerからFolioの記事の一覧が表示できます。
(タイトルに「Folio Producer:台割り」なんていう、また分かりづらい名前が付けられています)
また、このサービス仕様変更により、「InDesign CS5/5.5を使わずとも」Folioを作成できる可能性が出てきました。詳細については次回コラムで書きます。
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