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【レビュー】EPUBリーダーAdobe Digital Editons 1.8 Previewを試す

Adobe独自のエンジンを搭載したEPUBリーダー「Adobe Digital Editions」は現在の最新バージョンは1.7.2ですが、評価版として公開されたバージョン1.8がAdobe Labsからダウンロード可能となっています。

今回のバージョンでは、アクセシビリティの面を強化しスクリーンリーダー機能を評価するための英語バージョンのみ提供されています。WindowsではJAWS、MacOSではVoice Over機能を使うことでEPUBテキストのスピーチを実現しています。評価版のため実際の日常使用は推奨されていません。

実際にバージョン1.8をインストールして使ってみるとインターフェイスにも手が入っており、次バージョンがうかがい知ることができるものになっています。正式版でこのままの機能が提供開始されるわけではありませんが、使ってみるとアプリケーションの操作性が向上しているところが見受けられます。

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ウインドウやメニューを見てみると、現在のバージョン1.7はインターフェイス全体がブラックのトーンでメニューバー項目もないAdobe AIRで作られたアプリのような印象でした。バージョン1.8ではすっきりした印象になり、従来左にあったスクロールバーがなくなり、下部にページをめくるためのスクラバーが追加されています。また、アプリアイコンも高解像度になっているようです。

Digital Editionsは、ウインドウの大きさを変えると文字がリフローされ、横幅が増えた場合には自動的に段組が増える仕様ですが、操作した際のもたつきが気になっていました。バージョン1.8では、このウインドウの大きさを変更したときの「もたつき」が軽減されているようです。

また、従来からしおり機能がありましたが、視覚的に分かりやすいように改良されており、上部のバーにある「しおり」アイコンをクリックすると、そのページに目立つ赤いしおりが挿入されます。文字サイズの変更も、小さくする、大きくするの段階式から、ポップアップから大きさの指定が可能になりました。

プレビューバージョンでは、実際にEPUBファイルを表示した際の見え方は1.7と同じようでレンダリングエンジンが新しくなっている訳ではないようです。また評価版のため、印刷機能がないなど1.7の機能のうち実装されていないものもあります。

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このバージョンはMacOS X 10.6 Snow Leopard以降が必要で、システム環境設定で「Voice Over」をオンにすることでEPUBの内容を読み上げることが可能になります。Snow Leopardでは日本語のVoice Over音声ファイルがないので日本語の部分は読み上げられませんが、OS X Lion(10.7)上で使うことで読み上げも可能になります。WindowsではXP SP3以降、Windows 7(32bitモード)。

なおMacOS X用のEPUBリーダー「Murasaki」はMacOS Xに準拠したCocoaアプリのため、MacOSの持つスピーチ機能を使ったEPUBの読み上げに対応しています。

関連記事:
Internet Watch:スクリーンリーダーで電子書籍が聴ける「Adobe Digital Editions 1.8 Preview」

Adobe Labs:Adobe Digital Editions 1.8 Preview

JAWS for Windows

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