ADPS用ツールの新バージョン、Folio Producer Tools v20が公開【ダウンロード公開】

AdpsiconFolio Producerの新版v20が公開されましたが、iPad版のViewerアプリがまだリリースされていないので、ダウンロードはアプリのバージョンが上がるまで待ちましょう。
Folio Producer toolsはバージョン1.10になります。
iPad版のビューワーがアップデートされました。

また、Folio Builder Panelは12.2.2になります。クラウド上にあるFolio Producerの仕様が変わったため、Folio Builderパネルのみは最新バージョンに更新しないとアクセスできなくなります。

なおInDesign CS5.5のv7.5.3へのアップデータも公開されています。こちらは、CS5のプラグインをCS5.5で読み込み可能。合成フォントを使った場合EPUB書き出し時に強制終了の修正。不正なShift-JIS Macエンコードのドキュメント名を使用した場合の強制終了の修正。など様々なバグフィックスが含まれています。PDF書き出しの問題は修正されているのでしょうか?

Folio Producer tools、Folio Builderのアップデータをダウンロードしていいかの判断は、こちらのサイトが参考になります。Folio Builder Panelは常に最新のものを入れてOK。Folio Producer toolsは上位バージョンで保存してしまうと下位バージョンで扱えないのでインストールには注意が必要です。

http://caniupdateadobedps.com/

Safariscreensnapz001

今回のバージョンでは、InDesign CS6へ代替レイアウトへの対応。iPhone(3GS以降)への対応などがあります。
iPhoneのサイズ、480×320、960×640のRetinaサイズに対応していますが作成できるのはMulti Folioのみなので、Single Folioのみに対応するSingle Editionで作成できないようです。

またFacebook, Twitter, emailやコピー&ペーストを使ったソーシャルシェアリングにも対応。Folioのページを見た人がリンクを投稿できます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Adobe InDesign CS6の新機能ーADPS編その2 リキッドレイアウトと代替レイアウト

Cs6_id_boxshot_3in_shadow_2InDesign CS6で追加された新しい機能の注目の1つがリキッドレイアウト、代替レイアウトです。この機能は、ひとことで言うとWebにある、ページ幅に合わせて画像の大きさやテキストの幅が変化するリキッドレイアウトの仕組みをInDesignに持ち込んだようなものです。

また同様に、テキストフレームの段数が段幅に合わせて自動的に変わる機能も追加されています。これもウインドウ幅に合わせて、ページの段数が変わったり、レイアウトが変わるWebのレスポンシブレイアウトの考えを採り入れたものといえます。

紙媒体向けでページサイズが変わることはめったにありませんから、複数のスクリーンサイズや、縦横表示を考慮する必要があるADPS向けの機能といえます。

リキッドレイアウトとテキストフレームの可変幅機能

画像が入ったフレームの大きさを上下左右のページ端からの距離を基準にしたり、ガイドラインを使用してページの大きさが変わった時に、ページレイアウトが崩れることなくページの大きさにフィットします。

この機能は紙媒体向けでは使われる事は少ないと思います。ですが、同じグラフィックやテキストを使って違う媒体サイズを作る場合もあります。複数の媒体への出稿が必要な広告製作や、掲示場所によってサイズがまちまちなバナー、ポスターなどをイベントサイン製作には利用できそうです。

実際に作業を行う際にはページにレイアウトしたフレームを選択し新しく追加された「リキッドレイアウト」パネル上でページルールや画像をフィットさせるか、縦横のサイズ変更、基準位置を指定します。画像をフレームサイズが変わっても自動的にフィットするように変形する機能は、フレーム調整オプションとしてCS5で追加された機能です。

Indesign001_6

また新しくテキストフレームに対して段組を可変させる機能が付きました。これによりテキストフレームの幅が増えた場合には、設定した基準の段幅を超えると、自動的に段数が増える仕組みになります。

とは言っても勝手に段数が変わってしまうので、印刷向けの場合にはオフにしておくほうがよいでしょう。また段幅を固定する「固定幅」、段数を固定する「固定値」も選べます。

Indesign006

代替レイアウト

代替(だいたい)レイアウトは、現在のページを元に新しいサイズのページを作成します。1つのページに対して複数の代替レイアウトを作成できます。たとえばiPadの縦サイズに対して横サイズを作成したり、他のAndroid向けタブレットサイズを作成することもできます。電子デバイス向けだけでなく、A4縦とB5縦、A4横と縦のような組み合わせも作れます。

画像フレーム、テキストフレームは、元のフレームに対してリンク状態を保つため、親フレームのテキストを修正すれば、代替レイアウト上のテキストフレームを更新すると新しい内容に変わります。更新された場合には、リンクパネルにも表示されます。

Indesign005

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Adobe InDesign CS6の新機能ーADPS編その1

Cs6_id_boxshot_3in_shadow_2Adobe Creative Suite 6が発表になり、InDesignもCS6にバージョンアップされます。5月11日から発売が開始されます。

今回のバージョンアップによりDigital Publishing Suite関連の機能がInDesignに統合されたり、便利に使える機能が増えました。またCreative Cloudの登場により、Master Collectionが年間6万円で使用できるだけでなく、ADSPのSingle Editionが利用可能になるなど、より使いやすい環境が整ってきています。
ADPSのSingle Editionは、現在単体で販売されていますが(Creative Cloudにて近日公開)となっています。

なお、InDesignがCS6になったからといって今までのCS5/CS5.5で利用していたADSPが使えないわけではなく、InDesignとは別にADSPのサービスはクラウドサービスとして提供されるものです。今までと同じように、Folio Producer Tools, Folio Builderとして提供されプラグインのバージョンが上がっていくと思われるので、前バージョンでも利用可能になると思います。

InDesign CS6のインタラクティブPDFやADPS関連

InDesign CS6では、インタラクティブPDFやADPS関連の機能で注目点をあげるとすると以下のようなものがあります。
・新規ドキュメント作成時のDPS用プロファイル作成
・iPhoneやKindle Fire. Nook, Xoomなどのサイズが選択可能
・ADPS用のワークスペースが追加された
・代替レイアウトによる、縦横レイアウトの生成
・リキッドレイアウトによるリサイズ時に合わせた変化
・HTMLの挿入
・OverlayCreatorで作成したファイルなどを含んだパッケージが作成可能
・テキストフィールドにフォームの指定や、チェックボックスやリストなどフォームに必要なボタンを設定可能。
・サンプルボタンとフォームに、多くのフォームサンプルが用意された。

そのほかの新機能

・テキストフレームの伸縮方向を指定し、オーバーセットが起きない自動で拡大縮小するテキストフレームオプション
・右下の分割ボタンをクリックするとレイアウトビューを分割可能。同じドキュメントの違う部分を表示できる。片方に代替レイアウトを表示させ比較することもできます。
・代替レイアウトと関連する機能で、テキストやオブジェクトを親オブジェクトとリンクさせられる。
・オブジェクトを一時的に配置しておけるコンテンツ収集ツール
・最近使用したフォントをフォントメニューリストの上部に表示させられる
・グレイスケールでのプレビューとPDF書き出し
・背景を透明にしたPNGデータとして書き出しが可能

デジタルパブリッシング用プロファイルが追加

新規書類作成時は、今まではWeb用のみでしたが、デジタルパブリッシングが選択可能になり、iPad(1024×768px)iPhone(480×320px)、Fire/Nook(1024×600px)Xoom(1280×800px)が選べます。

Indesign001

デジタルパブリッシング用ワークスペースが追加

パネルの使用頻度がDTP時と違うため、自分でワークスペースを作っていましたが、最初からワークスペースが用意されました。またプリフライトパネルでもADPS用のプロファイルが選択できます。さらにOverlayCreator内でリンクしたフォルダーなどが外れた時、CS5.5まではプリフライトでチェックできなかったのが、ちゃんとリンクエラーが表示されるようになりました。

Indesign002

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本国内のDigital Publishing Suiteを使ったiPadアプリ集(2012-04)

昨年末の正式リリース後、Adobe Digital Publishing Suiteを利用してiPadアプリをリリースするケースが少しずつ増えてきました。米国アドビサイトのDigital Publishing Galleryに登録されているアプリの数は、世界全体では既に1000近いアプリがリリースされています。

実際にFolioの制作を行おうと思った際、どういう機能が実現できるのかを知るには、他のアプリを見るのが一番です。なかにはどうやって作っているのか分からないものも多くあります。しかしほとんど海外の事例が多く国内ではまだ数が少ない状態でした。しかしiTunes App Storeから日本で作られたADPSを使ったiPadアプリを探し出すのは大変です。

今年に入り完成度の高くボリュームの多いアプリが増えてきました。アプリの中には無料でダウンロード可能なものや、Adobe Design Magazineで事例記事として掲載されているものもあります。その中から、おすすめのアプリを定期的に紹介していきます。

GQ JAPAN

http://gqjapan.jp/2012/04/05/gq-digital-magazine-2/

コンデナストジャパンが発売するするGQ JAPANのiPadアプリ版です。無料配信が継続中なので、ADPSに興味がある。制作に携わってる方は必見のアプリです。雑誌と同じボリュームの記事や広告ページがあり。ADPSの様々な機能を組み合わせて情報を分散させています。雑誌のように自由なデザインと表現を使えるメディアだから実現できた内容かもしれません。
海外のマガジンと比べても新しい試みがふんだんに使われおり、ページによってはHTMLを巧みに利用することによって多くの表現を組み込んでいます。

iTunes App Storeのリンク(価格:無料配信中)

120409_21_53_15

パークハビオ新宿イーストサイドタワー

http://www.ph-shinjuku-est.com/

東新宿に完成した地上761戸のタワー賃貸マンションの紹介アプリです。各部屋やファシリティーの写真。パノラマやムービーが仕込まれています。電子マガジンのような使い方ではなく、営業ツールとして利用可能な、デジタルパンフレットに仕上がっています。スクロールを利用した引き出して使えるナビゲーションは面白いアイデアです。

iTunes App Storeのリンク(価格:無料)

120409_21_54_59

るるぶスパリゾートハワイアンズ特別版 がんばっぺ! ハワイアンズ

http://www.adobe.com/jp/joc/design/features/jtb1.html

Adobe Design Magazineにも事例記事として紹介されている、るるぶ特別版のiPadアプリです。このアプリに含まれるページはPDF形式で格納されているページもあり、ピンチ拡大表示が可能なものもあります。また本文が縦書きのため右開きページになっています。

iTunes App Storeのリンク(価格:無料)

120409_22_36_00


| | コメント (0) | トラックバック (0)

InDesign for ADPS掲示板を開設しました

現在、InDesignをオーサリングツールとしコンテンツをiPadやAndroid向けアプリとして制作可能な、Adobe Digital Publishing Suiteを使用した情報を国内で探そうと思っても、Adobe Forumは英語のみで日本語を使った情報のやりとりを行える場がありませんでした。

とくにInDesignにインストールするプラグイン、Folio Producer, Folio Builderにおいては毎月のように仕様の変化や新しい機能が追加されるなど、変わりやすいため最新情報の共有は大切だと考えています。

このblogでは、米国でリリースされた情報は今後も時間をおかずに掲載したいと考えていますが、実際にFolioを作成するにあたり様々な問題に突き当たることも多いと思います。通常のInDesignとは別のスキルも必要になる面も多くあります。
リソースも少ないため、この分野に参画していただいてる皆さんで、バグや制作におけるノウハウなど共有できればと思っています。

このブログがココログで制作されているため、同じNIFTYの提供する掲示板サービスを利用しています。

掲示板

ADPS | | コメント (0) | トラックバック (0)

ADPS Single Edition、Adobe Storeにて3/19本日より販売スタート。

3月19日より、いよいよ日本でもADPSのSingle Editionの販売が開始されました。購入はAdobe Storeからになります。価格は29,800円。

Single Editionを購入する場合の注意点として下記のものがあります。条件などを調べた上で購入しましょう。
・制作できるアプリはiPadのみ。Android用は作成できない。
・新しいFolioを追加購入可能なMulti Folioには対応せず、1つのみのSingle Folioしか制作できません。
・Folioを新しく修正して再配布したい場合には、Single Editionを再購入する必要があります(つまり一度しかアプリ申請できない)
・アプリ化を行うViewer BuilderはMac版しかないため、アプリ申請にはMacOSが必要。
・アプリがAppleで承認されなかった場合は、1年以内なら同じシリアルを使って再出品が可能。

Single EditionについはのFAQはこちらに掲載されています。
http://www.adobe.com/jp/products/digital-publishing-suite-single/faq.html

Professional Editionなどとの違いについては下記の比較表を参照してください。
http://www.adobe.com/jp/products/digital-publishing-suite-family/buying-guide.html

Firefox001

Adobe StoreのAdobe Digital Publishing Suite, Single Editionへのリンク
https://store3.adobe.com/cfusion/store/index.cfm?store=OLS-JP&catID=PRODUCTS#store=OLS-JP&view=ols_prod&categoryOid=7341797&category=/Applications/DPSSingle&loc=ja_jp

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【コラム】InDesignで作るADPSとEPUBのジレンマー第4回「iPad高解像度対応にはPDF形式のFolioが使える」

●2048×1536サイズのFolioを作成すると肥大化する

3月16日は「新しいiPad」が発売され、いち早くFolio Producder Toolsも新しいiPadに搭載された高解像度の画面サイズに対応しました。画面のように新規のFolioを作成する際には、2048×1536pxのサイズが選択できるようになっています。しかし、まだ新しいiPadの解像度に対応したAdobe Content Viewer for iPadの最新版がダウンロード可能になっておらず、実際に試すことができません。

また、画面サイズに合わせてレンダリングしJPEG画像としてページが生成されるFolioは、画面サイズが大きくなると比例してファイルサイズも大きくなってしまう懸念があります。

さらに新しいiPadでは画面ピクセル面積が4倍にもなっています。実際にどのぐらい大きくなるのか1ページだけ作って検証してみました。すると4倍どころか7倍の大きさになってしまいます。

1024×768ピクセル、1ページのみのFolio=221KB
2048×1536ピクセル、1ページのみのFolio=1.5MB

Finder001

●PDF形式のFolioなら解像度に依存せず、拡大表示も可能
これを解決する方法としてPDF Folioを使う方法があります。以外と知られていないのですが、Folio Producer Toolsの段階的なバージョンアップによって、記事単位でJPEGではなく、PDFを使ったFolioを作成することができ、Overlayを含んだページのPDF Folioも作成できるようになりました。

PDFを使った場合のもうひとつのメリットとして、ピンチズームが可能になる点です。雑誌のような判型がiPadよりも大きいものをそのままiPadサイズに縮小しても文字が小さくなってしまいますが、PDFにしてピンチズームができるのであれば、拡大して見られます。

最近無料配信された『るるぶスパリゾートハワイアンズ特別版 がんばっぺ! ハワイアンズ』にも記事単位で、このPDF Folioが利用されています。タップして切り替えるようなOverlayが利用されたページに対してもPDF Folioが利用できるようになっています。ただしビデオやサウンドの再生があるページは、PDFではなくJPEG形式になっているため、拡大表示はできません。

『るるぶスパリゾートハワイアンズ特別版 がんばっぺ!ハワイアンズ』
http://itunes.apple.com/jp/app/rurubusuparizotohawaianzu/id507969400?mt=8

さて新しいiPadの高解像度に対応したサイズで書き出す際に、PDF Folioを選択した場合はどうなるでしょうか。先ほどと同じInDesignのデータを2048×1536ピクセルのPDF Folioとして作成してみます。
するとファイルサイズは、362KBと少し増えるだけです。またPDF Folioにすることでピンチズームが可能になります。こうなると、パンとズーム機能も必要ないかもしれません。

Finder002

PDF Folioを使う注意点として、PC上でのAdobe Content Viewerでは表示できず、iPad上で表示する必要があります。下記のようなメッセージが表示されます。

Adobe_content_viewer001

今後、このPDFを含んだFolioを新しいiPad対応バージョンのAdobe Content Vieweがリリースされ次第、高い解像度で綺麗にレンダリングされるのか検証してみます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新iPadの高解像度に対応したADPS用ツールFolio Producer Tools v.19が公開

Adpsicon新しく登場した高解像度版の2048×1536ピクセルのスクリーンを持つiPadに対応したFolio Producer Tools, Folio Builderが公開されています。またiPad用のビューワーはAppleの承認後公開されるそうです。高解像度に合わせたレンダリングが可能になりますが。そうなると、その分収録されるデータサイズも肥大してしまうため、Folioサイズが大きくなることが懸念されます。

新しいFolio Producer Toolsで作成したもので保存してアップロードしてしまうと、今のiPad上のViewerで開けなくなります。すぐにアップデイトせず、Appleから新しいバージョンのAdobe Content Viewerが提供されてからインストールしたほうが良さそうです。(4/13に新しいAdobe Content Viewer 2.4.0がダウンロード開始になりました)

他に追加された主な機能は以下。
・「スクロール可能フレーム」の新しいボタンがOverlay Creatorパネルに追加。パンとズームのうち、ズーム機能のないパン機能がこちらに移動しました。

以下はアプリ化する際のカスタムビューワー機能
・ソーシャルシェアリング:Facebookアプリなどを登録している場合、ソーシャルシェアリングオプションをカスタムビューワー内に設置でき、利用者がアクセスしたりコメントが可能になるそうです。
・オートアーカイブ機能:Folioの最大ダウンロード数を指定しておくと、自動アーカイブ機能が利用できるようになります。
・ブックマーク機能:Viewer Builderで記事に対してマークをつけておくブックマーク機能のオンオフが可能なります。読者がマークを付けた記事をドロップダウンメニューから選んでジャンプできるようになります。
・HTML 5解析:HTML5コンテンツを埋め込んであるページの解析がJavaScript APIによって可能になります。

ダウンロードはこちらから。Folio Producer toolsとFolio Builder Panel用が2つ分かれています。



●Folio Producer Tools for Windows
http://www.adobe.com/support/downloads/product.jsp?product=172&platform=Windows

●Folio Producer Tools for Macintosh
http://www.adobe.com/support/downloads/product.jsp?product=172&platform=Macintosh


●Folio Builder Panel for Windows
http://www.adobe.com/support/downloads/product.jsp?product=180&platform=Windows

●Folio Builder Panel for Macintosh
http://www.adobe.com/support/downloads/product.jsp?product=180&platform=Macintosh

| | コメント (15) | トラックバック (0)

ADPS SIngle Editionの国内販売価格は29,800円。発売は3月19日より。

Adpsicon2012年2月20日、日本国内でもADPS Single Editionの販売がアナウンスされました。
米国での販売が$395ですから、3万円以下でiPadアプリが作成・販売できるのは、いい値段設定ではないでしょうか。
販売開始は3月19日と、少し先になりますが、今からFolioの作り込みを行えば十分間に合いますね。
日本初のADPSコンテンツが増えるのを期待しています。

Professional Edition, Enterprise Edtionとの違いなどもサイトに掲載されています。
なお米国では行われているProfessional Editionの月払いに関してはアナウンスされていないようです。

http://www.adobe.com/jp/products/digital-publishing-suite-family/buying-guide.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

iBooks AuthorとADPSの仕様・機能を比較する

IbooksAppleから新しく発表されたiBooks Authorは、iBooks 2.0を利用してインタラクティブなコンテンツを含んだ教科書が作成可能になりました。教科書用途だけでなくさまざまなビジュアル重視の書籍が作成できるようになるでしょう。
iBooksでは今までは静的なものがメインのEPUBが使われていましたが、独自の機能追加でオープンなフォーマットではありませんが、広い用途が考えられます。実際に触ってみるとPush Pop Pressが作成したOur Choiceに酷似しています。

Twitterで多かった意見がADPSと比べてどうなのかという内容でした。そこでiBooks Authorの情報や少し触ってみた感じから比較してみました。

一番大きいのは価格の違いです。iBooks Authorは無料でダウンロードし、コンテンツの作成からiBooksを使った閲覧まで行えます。ADPSはInDesignを使ったソリューションのためInDesignを購入する必要があります。またiBooks Authorで作成したファイルは「.books」の拡張子が付いたEPUBに似たフォーマットのため、自由に配布できます。ADPSの場合はファイルとして流通させることはできず、Acrobat.comを使った共有機能を利用しなければなりません。

一方販売方法を見てみると、iBookstoreで販売を行うには日本からはまだiBookstoreに出品が行えないため、販売を行うためには、アプリ化しApp Storeで販売しなければなりません。しかしiBook Authorで作成したコンテンツからアプリを作成することができません。

ADPSの場合には、初期費用がかかりますが、Editionを購入したり、大日本印刷が発表したような受託サービスを利用することでアプリ化し販売を行うことができます。そのため確実に販売を行おうとすると現段階では選択肢がADPSなどのアプリ化を行うツールを使う必要が出てきます。
ADPSの優位性はWindowsでも開発ができることやAndroid向けも開発できる。などの点でしょうか。無償で配布するのではなく販売に向いたものと言えます。

機能を細かい部分まで使い込んでいないので、全てを網羅できていませんが仕様や機能について簡単に表にまとめてみました。

iBooks Author V.S. Adobe Digital Publishing Suite

価格・仕様Adobe Digital Publishing SuiteiBooks Author
価格93,240円(InDesign CS5,5のAdobeStore価格)無料
作成フォーマットFolio.ibook(ネイティブデータは.iba)
書き出し対応フォーマットPDF(InDesignから書き出し)PDF, Text
閲覧用リーダーAdobe Content VieweriBooks 2.0
再生プラットフォームiPad, Android Tablet, BlackberryiPad, iPhone, iPod Touch
オーサリングプラットフォームMacOS X, Windows(InDesignに準拠)OS X Lion(10.7)
アプリ化Single Editionの場合$395(iPad用)アプリ化の機能なし
書籍のみの流通販売アプリからダウンロード(別途課金)iBookstore
個別流通ファイルとしての流通は不可。Content Viewer経由でAdobe IDを使い共有.booksファイルを交換可能
機能Adobe Digital Publishing SuiteiBooks Author
ページの作成方法InDesignの書類を複数作成して管理1つの書類内でチャプター・セクションを追加
ページの移動縦方向にページ、横方向に記事を移動する。十字に方向にページが並ぶ。スワイプしてページをめくったり、ピンチなどでページ間を移動。Push Pop Pressに似た操作性
ページの拡大表示通常のFolioでは不可。PDF形式では可能(iPadのみ)ピンチズームで拡大可能
縦・横向き2つのInDesignデータを用意1つの書類内で切り替え
文字の検索ページイメージが画像のため不可ページデータはHTMLのため検索可能
文字組み縦組みや文字組版などはInDesignの機能を利用Keynote, Pagesと同様のテキスト編集機能
日本語組版縦組みなどInDesignの機能をそのまま利用縦書きは不可
インタラクティブ機能Overlay Creatorパネルなどで設定ウィジェットを使い挿入
3Dデータの挿入3Dモデルの挿入は不可。書き出したシーケンスとして画像を配置COLLADA (拡張子.dae)のデータを挿入
ビデオとオーディオMP4やMP3などをiPadで再生可能なフォーマットが使用可能ビデオは、H.264 (.m4v)オーディオはAAC (.m4a)
HTMLの挿入別途用意したHTMLファイルやURLをリンクページ上で直接編集。またはファイルをリンク。
グラフや表の作成InDesignの表作成機能を利用。グラフはIllustratorなどを使う必要あり。Pages, Keynote, Numbersのデータを利用可
テンプレートなし6種類のテンプレートから選択
目次の作成各記事へのリンクを個別に作成目次機能を利用して作成
練習問題マルチステートオブジェクトなどを使い作成問題作成機能を使用
パノラマ6分割画像を使用して配置なし

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«ADPS用ツールの新バージョン、Folio Producer Tools 1.8ダウンロード開始